帝王切開になる原因と費用
帝王切開とは、どのような原因で行われるのでしょうか?また費用はどれぐらいかかるのでしょうか?帝王切開とは、経膣分娩(けいちつぶんべん)が無理だと判断されたときに、おなかを切って、直接赤ちゃんを取り出す方法です。帝王切開ときくと、なんだか怖そうと思うかもしれませんね。でも、万一のとき、すばやくママと赤ちゃんを安全な状態へ導くための方法として、心強い味方なんです。
帝王切開は、麻酔を使っておなかにメスをいれます。でも帝王切開は、外科手術のなかでも回復がはやくて、安全な手術といわれています。おなかにメスをいれてから赤ちゃんの誕生まで5分程度、縫合(ほうごう)が終わるまでの時間は、30分ぐらいです。
現在、帝王切開になるお産の割合は、全体のお産の1~2割。あなたのまわりでも、1人や2人は経験者がいるのではないでしょうか。帝王切開はそれほどメジャーな分娩方法です。
帝王切開になる原因
帝王切開になる原因は、赤ちゃん側にあるもの、ママ側にあるものといろいろ。妊娠中から経膣分娩(けいちつぶんべん)が難しいと予測された場合は、あらかじめ手術日をきめておこないます。
また、経膣分娩(けいちつぶんべん)でのお産の途中で、赤ちゃんやママに危険が差し迫った場合は、緊急に帝王切開に切り替えることがあります。
産道を通過できない場合
- 児頭骨盤不均衝がある
- 回旋異常がおこった
- 子宮筋腫や全面置胎盤のためにでてこれない
- 産道がかたくて通れない
- 逆子である
母子に危険がせまった場合
- 常位胎盤早期剥離(はくり)がおこった
- 子宮破裂がおこった
- 難産で母子ともに衰弱している。赤ちゃんが仮死状態になった
- 重度の妊娠中毒症や心臓病があり、母体が耐えられそうにない
帝王切開の心配ごと
帝王切開のお産では、産んだという実感がないのではという心配をするひとがおおい。でもそれは、心配いりません。ほとんどの場合赤ちゃんが生まれるまでは、下半身だけの局部麻酔なので、ママの意識ははっきりしています。赤ちゃんの産声もちゃんと聞けます。
もうひとつママたちが心配するのは、帝王切開での出産でもおっぱいがきちんとでるかどうかということ。こちらも心配いりません。経膣分娩で出産した場合と同じように、産後3日目あたりから、おっぱいがではじめてきます。なかなかでないというひとも、分娩方法とは関係ありませんので、あせらずに。
帝王切開の手術後
退院後の生活は経膣分娩の場合とほぼ同じ
帝王切開では、下腹部を縦か横かに10~15センチぐらい切ります。帝王切開手術後の痛みは、麻酔がきれたころから、1~2日がピーク。抜糸がおこなわれる7日目ごろには、痛みはほとんど感じなくなっているでしょう。
帝王切開手術後3日間ぐらいは、流動食をとります。2日目ぐらいからは、歩行も可能です。入院は、10~14日ぐらいで、経膣分娩より長めになります。でも退院後の生活は、経膣分娩の場合とほとんど変わりありません。
帝王切開の費用
帝王切開の費用は、30万円~40万円。